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スクール誕生秘話
母校の早稲田大学東伏見グランドから持ち帰った1つのボールは、子供たちに夢を与え、今湘南の地で「ラグビーの心」としてしっかり育ち「地域に密着したクラブ」に成長した。スクールスクール創設者の高橋陽之助氏はこう振り返る。
1970年(昭和45年)春、伊藤久樹氏(スクール第四代校長)と学生たちの練習を見に行った。そのとき同郷の学生に「子供たちにラグビーを教えたい」との事情を話して何とかボールを1個譲ってもらえた。もちろん内緒である。当時のボールは皮製で貴重品である。とにかく「虎の子ボール」を大事に持ち帰った。翌週の日曜日は快晴であった。さっそくそのボールを持って県立辻堂海浜公園に伊藤氏、息子の陽太、陽介、近所の悪がき連中を集めて遊んだ。これが小さな小さなスクールのスタートとなった。
NPOとしてのスタート
スクール生の練習に一緒にいらしていたお父さんやお母さんが、自分たちも楕円のボールを使って汗をかきたい、という想いから始まった「タッチラグビー」、スクールを卒業して高校や大学、社会人等でプレーしたスクールOB生を中心にチームを編成した「トップチーム」、年齢にとらわれることなく、生涯スポーツとしてラグビーを楽しもうとする「シニアチーム」。そういった藤沢ラグビースクールを取り巻く「仲間たち」がバラバラに活動するのではなく、相互に交流し、競い合ったり、サポートし合ったりしながら、有機的に繋がりを深め、「大きな藤沢ラグビーファミリー」として活動して行くため、2005年、全ての活動の母体となる「藤沢ラグビー蹴球倶楽部」を設立しました。
私たちは、「ラグビー」と「ラグビーを取り巻く特有の文化」を広く皆さまに伝え、地域に根差して活動し、ラグビーに興味を持たれた方、ラグビーが大好きな方、そしてスポーツを愛する方が、気軽に仲間になれるように、地域に開かれたクラブを目指して参ります。
そして、誰もが私たちを信用・信頼して新しい仲間になっていただけるように、また、私たちの活動に賛同していただけるサポーター団体の方々に対して、恥ずかしくない活動をしている団体であることをご理解いただける様に、私たちはNPO法人格を取得し、関係法令等を遵守し、安全確保に留意しながら、藤沢の地においてラグビーを愛する仲間を一人でも多く増やし、組織としての透明性を高めて誠実に、そしてエキサイティングに活動して参ります。
NPO法人藤沢ラグビー蹴球倶楽部設立趣旨は こちら から
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